中年メディア編集長が日々思うことや時事ニュースをお届けします。

メディア編集長の日々徒然

英語初心者がTOEICを受けてみた

2018年11月3日

50男がこの歳になってTOEICを受けた感想を書いてみたいと思う。

試験を受けたのは2019年10月28日
昨日受けたのでまだ結果はわかっていない。約1ヶ月後には発送するとのこと。

TOEICは初めて受けたわけではない。
もう15年くらい前に2回連続で受けたことがある。その時の結果はとても悲惨なものだった。

細かくは覚えていないが、たしか370点。2回目が430点。これくらいのスコアだ。
それ以降はほとんど英語の勉強はしていない。毎年勉強する意欲はあるが継続できない。
「中学英語がわかる本」などを購入したこともあるしラジオ番組で勉強したこともあったが、ほぼ3日で脱落してきた。

このことからもわかるように本当に英語がわからない。
ではなぜ、このような有様で今回TOEICはを受けたかというと、英語を勉強するきっかけにしたかったからだ。

英語を勉強したいという気持ちは「英語に挑戦(自分に対してのチャレンジ )」にも書いた。

なぜ今回TOEICを受けたかというと、自分の英語に対する「成長」を客観的に見るためだ。
継続してTOEICを受けることによって、日々の勉強の成果がスコアとして表れると思ったから。

必ずしも「英語の上達度=TOEICのスコア向上」ではないと思う。
でも一つの指針にはなるのではないか。日々のモチベーションを上げるには有効だと考えた。

このブログでは他にもダイエット クロール遠泳 などにも挑戦している。
40代から50代に変わるこの時期に、自分自身どれだけ成長できるか試したい。

まだまだこの歳でも出来ると思いたいし、信じてみたい。
そのスタートとして自分の実力を測る上でもTOEICスコアは有効だと思った。

前置きは長くなったが、ここからTOEICを受けた感想を書いていこうと思う。

TOEIC試験とは

私が受けた試験は「TOEIC Listening & Reading Test」というもの。
リスニングとリーディングの2つに分かれている。

リスニングというのはスピーカーから英語で問題が流れる形式。
リーディングというのは、文や図を読みながらもんだいを読み解く形式。

それぞれ100問ずつ全200問の4択マークシート方式。
4択なので適当に塗りつぶしても250点は取れる計算になる。(すべて同じ配点かは不明)

当日スケジュール

時間 内容
11:45~12:30 集合・受付
12:35~13:00 試験の説明・音テスト
13:00~13:45 リスニング試験
13:45~15:00 リーディング試験
15:00~15:15 問題用紙・解答用紙の回収
15:15(予定) 解散

※途中休憩はなしだが、途中でトイレに行きたい場合は手を上げれば席を離れることが出来る。

全国で年間10回開催されており、受験料は5,725円。

「Listening & Reading Test」以外にも「Speaking & Writing Tests」や「Speaking Test」「Writing Test」「TOEIC Bridge Test」があるが、TOEICと言えばやはりリスニング&リーディングだろう。

TOEICを受けた感想

率直な感想としては「これはダメだ~
でもこうなることは最初からわかっていた。まったく勉強してないのに試験に挑んだからだ。

TOEICは「初心者向けの試験ではない」のを改めて感じた。
そりゃ300点の人も990点の人も同じTOEIC試験を受けるのだから当たり前か。

これは正解だなと確信をもてるのが1割もなかった。

「これがこうだから、これはこうなるはずだ」などということはほとんどない。
本当に何もわからなかったから適当になんとなくマークシートを塗りつぶしていった。

TOEICはマークシート方式で本当に良かったと思う。穴埋め問題だったら本当に悲惨なことになっていた。(その方が実力を知る上では良かったのかもしれないが・・・)
適当に塗りつぶしても最後まで回答するのに時間ギリギリだった。

仮にまぐれで500点取れていたとしても(ありえないと思うが)、それは実力でもなんでもなく適当に当たったと言う感じ。
普通に考えて答えを出していたら、リーディングは確実に最後の問題まで達していない。

それだけ長い文が多く、答えづらい問題だった。5問答えるのに3つの文や図を読み取らなければならない。これは普通に日本語の問題だったとしても答えるには時間がかかるだろう。

これが今の自分の力なんだと痛感した時間だった。

TOEICは世界共通の英語試験ではない

TOEICは世界共通の英語試験と思っていた。でも調べていくうちにそうでないことがわかった。
実際に世界150カ国以上で実施されているTOEICだが、その受験者のほとんどはアジア圏らしい。
なかでもその大半が日本人と韓国人で占めているというデータもある。

世界的にみれば「TOEIC」はあまり意味がなく、「TOEFL」「IELTS」が実用性は高いようだ。
それらのスコアの方が進学や就職、移民などに役立つらしい。

でも今住んでいるところは日本。日本で通用しなければ意味はない。
将来的にTOEFLやIELTSを勉強するにしても、TOEICを勉強することは無駄にはならないと思う。

さいごに

英語がネイティブでなくても、第二言語(母国語以外の言語)で英語を学ぶ国は世界中にたくさん存在するし、ヨーロッパなどはどこにいっても英語が通じるという。

TOEICはそういう人達を対象にしているため、難しいのは当たり前。

仮に私が日本語能力試験(JLPT N1~N5まで)を受けてもN1レベルでは間違うこともあるだろう。
普段使わないような漢字も出るだろうし、紛らわしい文章問題もあるだろう。

今回TOEICを受けてみて、想像以上に難しいと感じた。

そして今回の気づき

  • よく見る単語はあるがその意味を理解できていない
  • ビジネスや旅行、ショッピングなどの問題がごちゃまぜ
  • 適当に進んでも時間が足りない
  • リスニングについては問題が話される前に、事前に問題を把握する必要がある
  • 試験前には水分を取りすぎないように(途中退出してトイレに行けば時間がなくなる)

既に次のTOEIC試験に申し込んだ。(次回2019年の1月13日)
どれだけ点数が変わるのかを楽しみにしておこう。それまで頑張れ自分!!