これはある買取店での買取価格。
いずれもコミックだが、鬼滅の刃が30円。五等分の花嫁が150円。Dr.STONEが150円。東京卍リベンジャーズが250円。となっている。
驚くのが「鬼滅の刃の30円。」明らかにオワコン価格になっている。あれほどの人気だったのに一体どうしたのか。
買取価格が30円その理由とは
一番の理由が売上部数。
既にコミックス累積売上部数は1億5000万部を超え、1巻当たり600万部を超えている。
これだけ売れたのだから買取価格が下がっても仕方がない。在庫がダブついたら当然買取価格も下がってしまう。
それ以外の理由が考えられない。
しかしこれからアニメ2期も始まるのに鬼滅ファンはショックだろう。
それにしても買取価格30円はひどい。もっと高値で売る方法はないのだろうか。
鬼滅の刃のコミックを高値で売る方法
今一番高値で売れるのはメルカリを使うことだ。
今のメルカリでの取引価格を見てみよう。
全巻(23巻)揃っての平均価格は5,000円~6,000円というところ。
コミックの場合、既に完結している漫画については、全巻売りが一番高値で売れる。
1冊でも抜けがあると半値近くまで下がることもある。
今回は仮に全巻5,000円で売れたとしよう。その場合の利益は一体いくらになるのか。
まずメルカリで物を売る場合にかかる費用は2つある。メルカリへの手数料と送料だ。
手数料は売上金額の1割(5,000円の売上の場合は500円)。送料はコミック23冊の場合はおよそ800円だ。
売上から手数料(1割)と送料を差し引く。
5,000-500-800=3,700円になる。3,700円。これが全巻の売上金額だ。
1冊当たり160円。新品が1冊480円なので、この金額を高いとみるか安いとみるか。
さいごに
実際には購入者と連絡を取ったり、コミックを送るためのダンボールを用意したり、配送の手配(コンビニ等持ち込み、又はクロネコヤマトによる集荷依頼(30円別途かかる))を行わなければならないため、かなり手間がかかる。
これはまだ全巻だから利益がでる。10冊とか15冊など半端の場合では大きく金額を落としてしまう。
今後は手間がかからないように、全て電子書籍にしたほうが利口なのかもしれない。