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メディア編集長の日々徒然

夏野剛氏の「くそなピアノ発表会」「アホな国民感情」発言について

組織委参与の夏野剛氏 五輪巡る不公平感に「アホな国民感情」という記事が出ていた。
夏野剛氏の発言が話題になっていたので実際にYoutubeで見てみた。
それが、5分30秒過ぎの発言

そんなクソなピアノの発表会なんてどうでもいいでしょう、オリンピックに比べれば。それを一緒にするアホな国民感情に、今年選挙があるから乗らざるを得ないんですよと、発言した。

ただの一個人の発言ならまだしも、この方は「あの上場企業KADOKAWAの代表取締役社長」でさらに「オリンピック組織委員会の参与」。
歯に衣着せぬ発言で売っている人だとおもうのだが、この言葉はどうしようもない。
カメラの向こうに国民がいることすら想像できないのか。

そりゃ夏野氏にとってみれば、オリンピックが何よりも大切でしょう。参与なんだから。
でもいくらなんでも”くそ”なピアノ発表会や”あほ”な国民感情とか付け足す必要がどこにあるのだろうか?

どこに主観を置くかで見え方が異なるのは当然だ。夏野氏の考えも理解できる。

しかし庶民が大切にしている家族の一大イベントを「くそ」とか「どうでもいい」などの侮辱発言。
それは必要なかったのでは。オリンピックファーストのゴリ押しに過ぎない。

その後、ツイッターで謝罪している模様。

番組の雰囲気に甘えた?どういう意味だ。
これは言葉使いが不適切であるこを謝罪しただけで、オリンピックファーストの考えは変わらない様子。

きっと、小林氏の解任の影響を受けて株式会社KADOKAWAが販売する予定だった「開会式の公式プログラム」の販売が中止になったせいもあるだろう。

あなたが参与している組織委員会。
ここまでグダグダな事態が生じていることについて、どう思われているのか聞いてみたい。

そして夏野氏に関係ないが気になったこと。
進行役の平石直之アナウンサー。この方も小山田氏問題の時もそうだったが、自身の思想や感情をのせすぎる。