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メディア編集長の日々徒然

65歳以上の高齢者が29%超え。世界最高の高齢国へ。

総務省が9月15日に発表した高齢者の推計人口が3640万人(前年比22万人増)となった。
総人口に占める割合は29.1%(前年比0.3%増)となり、いずれも過去最高を記録した。

男女比の内訳は、男性1583万人(43.5%)、女性2057万人(56.5%)。

高齢者の人口とその割合の推移

以下は高齢者人口及び割合推移(1950年~2040年)
※総務省発表によるもの(2021年9月19日)

高齢者割合のグラフを見てみると、1950年では4%と少なかった。
それからは年々増え続け、1980年で10%を超え、2000年には20%を超え、2025年には30%を超えると見られる。

世界の中の日本の高齢化はどれくらいか

国連の調査では、2021年の総人口に占める高齢者の割合は日本がトップ、2位がイタリア、3位がポルトガルとなっている。

今現在は日本が世界のどの国よりも高齢者が多い国となっている。

さいごに

日本の高齢者の割合は現在29.1%。ほぼ3人に1人が65歳以上の高齢者ということになる。
今から約20年前の2000年ではまだ、その割合は17%ほどであった。近年で急上昇したことになる。

2065年くらいまでにはその割合が40%に近づく可能性がある。これは世界でも同じだ。

少子化問題は依然より大きな問題になっていたが、結局国の施策はどれも効果がなかった。
20年前から給料は実質増えていない。その上で社会保障費は増え続けている。便利な世の中になってはいるが一部の人以外は決して裕福になっているわけではない。

資源が乏しい我が国で、今の若者は大きなハンデを背負い続けなければならない。

少子化に加えて医療の発達が要因。医療の発達と言っても、悪い意味での発達も含まれる。
いくら寿命は伸びたとは言え、寝たきり状態で生き続けることが本当に意味があるのかはわからない。

寿命よりも健康寿命を誇るべきであろう。

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