日本で開催されるオリンピックは、1都3県では無観客。北海道でも無観客になるとのこと。
日本人の一般庶民は、これで観戦することができなくなった。
しかし、IOC関係者やスポンサー等の利権者は観戦は可能となった。
当然、日本のマスメディアも観戦するだろう。
何かおかしくないか?
何のためにオリンピックをやるのだろうか?
オリンピックはコロナに打ち勝った証だと以前は言っていた。
しかし実際は緊急事態宣言の中での開催。打ち勝ったどころか大敗ではないか。
日本人は生で観戦することもできず、上級国民や利権者のみが生観戦できる。
なら日本人としてはオリンピックをする必要性などないではないか。
どこかコロナが発生していない、遠いところでオリンピックを開催すれば良い。
ほんの2,3ヶ月前では、国民の7割から8割は開催に反対であった。
このときに中止の判断をしていれば、ここまで嫌な気持ちにもならなかった。
コロナ対策にしても、ワクチン接種にしても、このオリンピックにしても全てが後手後手。
今回の件で唯一わかったことは、オリンピックを美化しすぎていたことだ。
オリンピックはただの金儲けの運動会でしかないことが良くわかった。
この運動会のために一体どれだけの税金や無駄金が使われてきたのだろう。
アスリートもやりきれない思いだと思う。オリンピックに出場したいがために人生をかけていた人もいるはず。
この状況をどう思っているか聴いてみたい。
本当に残念でしかない。
最後にもう1つ。
政府の強硬姿勢には国民の意見は無視されるということもわかった。
これは組織票が強いために、これだけのことを国民がされても政権が変わることがない。
本当に国民は舐められている。熱しやすく冷めやすいのが日本人の性質。
秋になれば、選挙が近づけばまた現政府が政権と取るだろう。変わる政権がいないのも大問題だ。
文句ばかり言って結局何も行動しない自分も情けない。